慣らし保育で泣いてしまう子どものためにできること

目次

はじめに

4月から保育園へ入園し、産休・育休の後仕事復帰する方や新しい職場で働く方など様々な方がいらっしゃると思います。

mako

お子様の慣らし保育がはじまった方も多いと思います!

慣らし保育ってなにをするの?「まま〜ぱぱ〜」と離れ際泣いているけど大丈夫かな?など沢山心配な事がありますね。

そんな親御さんたちに向けて今回は慣らし保育で泣いてしまう子どものためにできることについてまとめました!

慣らし保育中の過ごし方

慣らし保育中のスケジュールについて、私の勤めていた園のスケジュールを一例で紹介します!

慣らし保育①(1~2日目)9:00〜10:00

9:00 登園 おもちゃ遊び

9:25 おむつ替え

9:35 朝のおやつ

10:00 おむつ替え おもちゃ遊び 降園

慣らし保育②(3~4日目)9:00〜12:00

10:00 活動①

10:40 おむつ替え

11:00 給食

11:40 午睡

12:00 降園

慣らし保育③(5日目)9:00〜15:00

11:40 午睡

14:40 起床 おむつ替え 

15:00 おやつ②

15:15 おもちゃ遊び

15:25 おむつ替え

15:30 降園

どうしてお子さんが泣いてしまうのか

多くのお子さんが慣らし保育では泣いています。

離れる際に「まま〜ぱぱ〜」と泣いてしまうお子さんを見ると不安に感じますよね。

どうしてお子様が泣いているのかをお伝えします。これを読んでお子様の気持ちがわかり、不安が和らいだら嬉しいです。

保護者と離れて悲しい

初めての母子分離なのでお子様もびっくりしたり、悲しくなったりしてしまいます。「〇〇したらまた来るからね!」と必ず迎えに来ることを伝えてあげてください。

新しい環境に戸惑っている

保育園という新しい環境に不安や戸惑いを感じて泣いています。私たち大人もなにも知らないところへ行く時は同じように感じますよね!

体調不良や、おむつが濡れている

不調を泣くことで訴えています。慣らし保育に関わらず、登園する前はおむつを綺麗にして、体調の確認もして万全で登園してくださいね!

保護者の方が出来る対策

次は保護者の方が慣らし保育で、実践できる対策を紹介しますね!

これで昨日まで泣いていたお子さんも、笑顔でお母さん・お父さんと離れる事が出来たらなと思います。

よかったら試して見てくださいね!

笑顔で送り出す

子どもは親の表情をよく見ています。保護者の方が不安そう・悲しそうな顔つきをしていると、それが子どもにも伝わってしまいます。

「〇〇くん大丈夫かな?」「昨日は泣いてたけど今日も泣くのかな?」と不安な気持ちはとても分かりますが、支度が出来ましたら笑顔で「いってらっしゃーい!ばいばーい!楽しんできてね!!」と保育士にお子様を預けて送り出して見てください。お子さんも「保育園は楽しいところなんだな!」と思い、笑顔でばいばいが出来ると思います。

離れ際はサササッと

保育士にお子様を引き渡す際に、「ぎゅー」と長い間ハグをしたり、「タッチ」と何回も手を叩いたり、いつまでも手を振っている保護者の方がいらっしゃいます。別れ際の儀式を行うことは、お子さんも「これをしたらママ、パパとバイバイだ、頑張るぞ!!」と分かるのでいいことですが、長い間していると、逆効果です。

またお子さんが離れ際に泣いていると「〇〇ちゃん悲しいね〜」と保育士に抱かれているお子様に向かって手を伸ばしたり、ヨシヨシと頭を撫でたりする保護者の方がいらっしゃいます。そうするとお子さんは「泣いたらママ・パパがヨシヨシしたり、抱っこしようとしてくれるんだ」と学習してしまいます。

保育士を目の前にして、お子さんと保護者が一緒にいる時間が長くなるほど、「〇〇先生よりママ・パパのがいいよ〜」と悲しくなってしまいます。支度ができて、あとは保育士さんに預けるだけになったら、サササッとお別れの儀式をして預けるのがいいです。

最後に

すべてのお子様に当てはまるものではないと思いますが、私の園でもすぐ保育園に慣れる子の保護者は上の2つを実践していいました。

お子様も保護者の方も慣らし保育中から、保育士との良い関係を構築でき、素晴らしいスタートを切れるといいですね!

mako

不安な気持ちは心にしまって、笑顔で「楽しんできてね!」と送り出してみてください!

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この記事を書いた人

保育士歴7年。妊娠をきっかけに退職。育児本100冊以上持ってます。

【保有資格】
*保育士資格
*幼稚園教諭一種免許
*小学校教諭一種免許

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